PFS(ポストフィナステリド症候群)とは、フィナステリドを飲むのを止めているにもかかわらず、フィナステリドを飲んでいるときと同じような副作用症状(性機能低下や精子量減少など)が出てしまう病気のことです。
1997年、プロペシアがAGA治療薬としてアメリカ(FDA)で認可され、2005年には日本の厚生労働省も認可しました、現在では世界各国で使用されています。ところが、2012年、アメリカのジョージワシントン大学のマイケルアーウイング博士がPFSの論文を発表しました。
これを重視したFDAはプロペシア製造元メーカーに投与中止後にも副作用のような症状が続くという警告、注意コメントを添付文書に掲載するよう指示を出しました。
少し遅れて、厚生労働省もフィナステリド関係製剤の添付文書に「市販後において、投与中止後も持続したとの報告がある」というコメントをつけ加えるように指示しました。
通常、薬剤による副作用の症状は投与中止後とともに消失していくことがほとんどです。
日本でもフィナステリド(商品名:プロぺシア)がAGA治療薬として初めて市場に出る前に当然、臨床試験を行いましたが、そのときはPFSを発見することができませんでした。
医師の診断の元、適切な量を飲み、症状が治まってきた、改善されてきた状態が確認できるように、自分の体と相談しながらお薬の治療はやって頂きたいと思います。
※最低3ヵ月飲み続けることによって効果が現れるかもしれませんが、通常6ヵ月連日飲み続ける必要があります。また、効果を持続させるためには継続的に飲み続けないと、すぐに抜け落ちてしまうのと、飲む量を増やしたからと言って、効果が増強することはありません。
薬を6ヵ月以上飲み続けてもAGA(男性型脱毛症)の進行が止まらない場合は飲むのを中止してください。